偽物・パチモノの定番中の定番と言っていいほどそういった業者さんが頑張って作っておられるようです。
画像では分かりづらい点はあるとは思いますが一例を紹介します。
実際に手にして比較すると持った瞬間に あ これ純正じゃないな と分かるほど重さが違います。
重さが違うと言うのは当然剛性など仕上げが純正に比べると劣化品と言わざるを得ないでしょう。
表面の色は経年劣化の影響などもあったりして変に誤解を与えるといけませんのでアップしません。
(表面からでもある程度のアタリを付けられるのですが画像処理を後でされてしまえばそれまでなのでここでは情報公開しません)
では取り付けるツメのサイズ・形状と品質はどうでしょう。

どちらが本物の純正か分かるでしょうか?
ツメやリングの部分がある基台の上に表面のメッキ調ロゴマーク部分が取り付けられている構造です。
左がいわゆる偽物で右が純正品です。中央の差し込み部分が右だけないのは中古で入手する際に
折れている場合がありますのであえて折れている画像を使わせて頂きました。
パッと見だと左の方が純正品番もしっかり見えるように刻印されているし・・・金具もツヤあってちゃんとしてそう!
と思って頂けるように社外メーカーが作っているいわゆる偽物です。
金具に関しては純正品の方がコーティングしていない分ツヤもなく錆びやすいですが太さもしっかりしています。
社外品は金具にコーティングをして見栄えをよくしていますがリングの太さが明らかに違います。
(私のデジタル計量機によると純正8g 社外品6g でした)
さらにはツメなどの仕上げがやはり純正品はしっかりしていますので細かい所で差が出ます。

上方の黒の矢印 リングの固定部分のツメ(かえし)が純正(右)の方がしっかりリングを固定していますね。
下部の赤の矢印 表面から差し込まれたロゴパーツ部のツメが社外品(左)にはありません。
その他の私感ですが私の元に来る社外品中古を見ていて感じるのは
社外品は強度(熱変化)が弱いようで表面に小さいヒビが入っている状態の中古が多いようです。
そもそもプラスチック形成のレベルで純正の方が断然仕上がりが良いのは裏面で比較するとすぐに分かります。
私は中古しか扱ってないのでいいのですが、本物の純正品を販売している方からすれば
裏面画像を公開せずに社外品を純正と偽って販売されるのはかなり迷惑な話だと思います。
こういう社外品とちゃんと表示があるほうが割り切って買えますよね

BMWやベンツはブレーキパッドダストが多くてフロントホイールはすぐに茶色に汚れてしまいます。
あの茶色のダストはなかなか一般の方に落とせる汚れではありません。
それを考えると遠目に見て分からないような社外品でそれが安価ならば
汚れたら買い換えるパーツ と割り切ってタイヤ交換時などに交換するのもありかなと私的には思います。
テーマ : メルセデスベンツ
ジャンル : 車・バイク